Withコロナの視点①「モノ消費から時間消費へ」

時々、いろんなことが頭をよぎるので、
今この瞬間の感情やひらめきを忘れないように書いていこうと思います。
だってね!ウイルスによる世界経済の大きな変化に立ち会う瞬間は人生でこれが初めてだから。
すごく新鮮な気持ちで向き合っています。

さて、 自粛生活に入ってから、1か月。
私がここまでにやってきた中で特徴的なことは
普段作らないお菓子をせっせと作ったこと。
バナナブレッドなんて、何度作ったことか!

そして、ついに今日は人生初!自分で粉をこねて パンを作ってみましたw

始めて作ったのに意外と美味しくできるのは、
パンっていう食べ物のプリミティブな価値を表しているんだと思う。

ビギナーズラックみたいなものですから、
突き詰めるとプリミティブな分だけ、難しいってことをよーく知っています。

冷静になるとバターが染み出ちゃってるしね、ダメだこりゃw
あと何回か作って練習し、イメージに近づけなきゃって思います。

さて実は今日は同時にプリンも作ったのだけど、
こちらは私にとってはあまり魅力的じゃないのか、もう作ろうと思わないのよ。

この差はなんだろう?ってのが今日のテーマです。


Withコロナ時代では、欲しいものや自分が得たい価値が変わる。

以前は物欲がそこそこあって、洋服とかバッグとか
憧れのシェフのお店で美味しいものを食べるとか、
自分の外側にある「モノ」を消費していたんだけれど、
今は家にいるから服もバッグもいらなくなちゃったわけですよ。
外出しちゃいけないからおいしいものを食べることもなかなかままならず、
もう半ばあきらめて自分で適当にラーメンとかも作ってるw

つまりWithコロナ時代になって私がやっているのは内的消費。
外的=モノだとすれば、内的=時間かな?

あとね今この瞬間は、クオリティもそんなに高くなくてよくなってきた
(ここについてはまた後日動画の件で伝えます)


この感覚を時間消費っていうのは適切じゃないんだけど、
時間を消費して自分の価値を見つめる、
自分にできることを知り、
足るを知る。

自己の再発見のための投資を、時間を使ってやっているって感じかなぁ?

色々やってみて、気づいたことがいくつかあるんです。

例えば私が作ったものの中で、
バナナブレッドはほぼ混ぜるだけ。
シンプルだから何回も作ったし、
人にあげても面白がられるビジュアルだった。

パンは材料はシンプルだけど、ステップが3つくらいある。
ただ発酵を待つ時間が60分と30分と、まとまった空き時間があるから、
別のことしながらできる良さがある。いわゆる「ながら」だ。

その上、発酵して膨らんだり形態が変化したりして
途中の工程が楽しいので満足感高いわけよ。

ところがプリンはカラメル作って、
プリン液を流し込んで、
専用の型(瓶にしたけど)もいるから 単調なのに面倒くさい。
そのうえバニラビーンズがとっても高い!
(オイルとかだと添加物だらけで嫌だし)

工程的にはパンの方がすごーく複雑で手間がかかるんだけど、
途中の変化が目に見えるからパンはなんだか楽しい。

あとは、こねるっていう作業があって、
あそこが「人間の能力差」なんじゃないか?と思わせてくれる。
ズルできない感じw

プリンはレシピ通りにプリン液を作って流し込む。
なんだか私じゃなくても良い部分が少ない気がするんです。
どうしてかなぁ?やってみても満足度が低いのです。

さて、この差はなんだろう?
これについては、今後もっともっと考察を深めていきたいと思う。 

今日の段階での結論としては
少なくともモノ(外面)はいらず、
時間を楽しめること(内面)を消費したいという意欲があることだけは確かだね。

つづく

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